堀口恭司敗北・・・!ベラトールバンタム級トーナメント感想!

こんにちは、久々格闘技ブログ更新したアザレアです

今回は4/24に行われたベラトール279の感想です

普段SNSでもめ事の多い格オタ達も、堀口恭司の試合の日に限っては全員が同じ方向を向く唯一の日です(笑)

王者不在とはいえ、世界の強豪が集まったトーナメント初戦

見逃した方も、LIVE配信で見た方も、みんなで振り返ってまいりましょう!

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堀口恭司敗北・・・準決勝にミックスが進出

ベラトールバンタム級グランプリは全試合5Rで行われるようで、今回の堀口VSミックスも5分×5Rで行われました

前日計量の時点から体格差がエグイと言われていましたが

当日、ミックスは155ポンド(約70.3キロ)堀口は145ポンド(約65.7キロ)と戻すとハッキリ重さに差が出ますね

ちなみに堀口、今回はいつもの黒のファイトパンツで参戦です

試合感想

フレームの小さい堀口に対して、懐を深い構えで、前蹴りでけん制し近づけばタックル→バックポジションという作戦を遂行し続けたミックス

ラウンド数も計算していたのか1、3、5R全力で堀口を寝かせに来て、2、4Rはある程度堀口を動かして疲れさせながら自分は休む という戦法でした

対して堀口、前蹴りとタックルの警戒から思うように中に入れず、明確なダメージを与える打撃を放てず、当てても単発

カーフキックを要所で当てる程度でラウンドを重ねます

結果、ジャッジ三者48-47でミックスを支持し、堀口恭司敗北

バンタム級グランプリ初戦敗退が決定・・・

結果だけを見れば北米で二連敗という絶望的な状況なのですが、実際サークルケージで見せた堀口恭司の脅威というのは世界が再認識してことでしょう

いや、こいつマジでやべーな笑

堀口恭司がサークルケージで見せたもの

今回の堀口恭司には怖さがなかったというか、相手のペースに乗ってしまったように見えました

というのも、もしかしたら前戦のダメージが抜けていないのか・・・ミックスの打撃に必要以上に警戒しているようでした

相手がデカいからというものありますが、その警戒から踏み込みが甘かったようにも見えます

ここまでが堀口らしくなかった部分です

堀口はベラトールに参戦してまだ3戦目という短さですが

RIZINのリングでは見られなかったスケールの広い打撃や

MMAファン待望のケージレスリング

そういった新しい技術を解禁しつつも相変わらずの打撃に対する反応速度、寝技の対応力

そして前回不安要素とされていたスタミナ面も今回は展開が違ったとはいえ、5R暴れ切ってくれました

公開されたスタッツを見ても有効打の数も堀口の方が多く、被弾率も低いということがわかります

そも、ミックスは寝技しかできないなんて言われるくらいの選手ではありましたが

それにしても堀口の反応速度の速さというのは異常です

前回も近距離で逃げ道に拳を置かれたという、避けられないタイミングでの被弾でした

キャリア晩年で身体のダメージが、囁かれている堀口ですが、この回避率を見ると安心してしまいそうです

そして世界トップの極めを持つミックスから何度も逃れ切る対応力

堀口恭司って後ろに目があるどころか、俯瞰図でも見れるんですかね。あのゲームの視点切り替えみたいに

ってくらいバックチョークすべて捌いてました

心臓に悪いくらい極まりそうな瞬間はあってもすべて外し切る

素晴らしいスキルと対応力です

敗北の二文字は悲しいですが、中身を見れば堀口は何も失っていないと思います

現に勝ち上がったミックスはカーフキックにより、歩くのもふらふら

試合後の安堵の表情を見ると、どれほどこの試合に賭けてきたのか伺えます

世界最高峰への挑戦

もともとフライ級で戦って、適正階級もそちらのはずの堀口恭司は

強いやつを求めてバンタム級に転向

世界のバンタム級は本来フェザー級で戦う選手があえて落として参戦してきていることが多いです

そんな階級に盛り上がるからの理由一つで暴れまわる彼はまさに戦闘狂です笑

加えてそれを最高峰の舞台でやろうというんだから失礼ながらバカだよ笑

世界のバンタム級で上から数えて10人に選ばれるような選手も参戦しているベラトールバンタム級グランプリ

その舞台に日本人が当然に参戦していることさえ異常なのに、勝利を期待してしまう我々もいます

スタッツや内容をよく見ても北米で堀口が勝てないという事はないと思います

確かに当然に王者になれるほど楽な道ではありませんでしたが

あくまであの日は堀口恭司の日ではなかったというだけの話

本場MMAの舞台で日本人が勝った負けたを繰り返すなんて極上の時代がやってきました

間違いなく現代MMAにおいて最高傑作の名にふさわしい男が今暴れまわっているんです

今後の堀口恭司

膝のケガの影響なのか、フレーム差を埋めるためなのか

ファイトスタイルを大きく修正しているように見えます

今はその過渡期なのか、最中に戦績を汚すことは想定内です

試合後のインタビューでは増量を予定しているようなので、次戦夏か12月か

どのような結果をもたらしてくれるか答えはまだ先ですが

必ず完成をしてくれると期待しています

なので、RIZINに帰ってくることなくベラトールで継続参戦し続けてほしいですね

下手に途中リングで戦ってスタイル崩されるのも怖いし・・・

堀口の試合後インタビューはこちら

では、今日はこの辺りで

うんうんそれにしても、悔しいなあ・・・堀口、負けちゃった・・・泣

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このブログを書いてる人

格闘技好きのWebライター
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